2008年01月16日
コールマンのストーブは、錆過ぎるという話 ピーク1

コールマンの製品は、ランタンとキャンプストーブを中心にかなりの数を使ってみた。特にランタンは、長い歴史に裏打ちされた優れた製品だと思う。がしかし、ストーブはというと、あまり気に入っていないのですよね。
もちろん2バーナーもシングルバーナーのピークワンも複数台持っているのです。でも、耐久性を考 えると?なのであります。

特にシングルバーナーの錆やすさときたら……。たいして使わないうちに錆びます。それも激しく。バーナーヘッド、風防、脚……。あちこち錆びます。ツーバーナーもヘッドのリングが錆びて穴あき状態になっていきます。私のメンテナンスが悪いかなと思いつつ、同じように使ってきた他メーカーはそうでもないのですよね。
製品を構成する素材のほとんどが安価なスチールで大したメッキも施されていないので当たり前といえば当たり前なのですが、これって耐久性と信頼性が必要なアウトドア製品としてどうなのさ? と思うわけです。オールドコールマンの502は、風防などはある程度しっかりメッキされているのになぁ……。まぁ、困ったらクルマで移動できるオートキャンプの場合なら、別に大した問題にならないのだろなぁと推察します。

思い起こせばコールマンというメーカー、ランタンとバーナーのメーカーであり、テントやその他キャンプ用品は、ブランド優先で売られてきたような印象が強いのです。初期のコールマンブランドのドーム型テントなど、えーっ、そんなフレームワークじゃぁ、風吹いたら弱いじゃんとか、雨降ったら荷物濡れますよ的な非常に的を得ない製品が多々あった。その後も、大型ディスカウント店用のラインとその他専門店向きのラインを分けていたような印象があり、アウトドア専業ブランドとしての信頼性は僕の中ではとても低いのですよね。WEB上の製品紹介を見てもフレームワークすら載っていない情けなさだしなぁ。まぁ、たまーに良い製品はもちろんあるのですけどね。低価格である程度の品質の製品をユーザーに提供するというアウトドアトップブランドとしての責任もあるのでしょうが、そうなると国産ディスカウントメーカーとどこが違うのかなぁ? なんて疑問も出てくるわけです。
話がダイブそれてしまいましたが、写真のストーブは、使用頻度の浅い方。より使ったほうは、もっと悲惨。コールマンのストーブ類はとにかく錆びやすいというお話でありました。
P>この記事は、2006年9月 永遠の散財日記+αに掲載したものを加筆訂正したものです。