2007年04月16日
徒歩旅でも使える アウトバックオーブンってこんなもの
先日、コールマンのキャンピングオーブンを紹介した。外装が薄く、外気の影響を受けやすいけれど、オートキャンプに持ち出すには折り畳めてとても便利な製品だ。では、クルマ以外の徒歩や自転車、バイクでのキャンプで使えるオーブンってないの? というと、アウトバックオーブンという製品があるのです。さすが、パンが主食の国アメリカ。歩いて出かけてパンを焼くのですよね。
網のストレージケースに入ったモナカ状の鍋を組み立て、シングルバーナーの上にセット。熱の放射板の上に釜、釜の上から、熱をこもらせるカバーをかけるという構造。
釜のサイズが小さい分、温まりやすく、きちんとパンだのピザだのが焼ける。こびり付き防止加工がされているので掃除も簡単し、シグやMSR、トランギアなどの鍋つかみハンドルを使えば、フライパンとしても機能する合理的な設計だ。
とはいえ、釜を覆うカバーは耐熱とはいうものの布製。あまりにストーブの火力を上げすぎると、焦げてしまうので注意が必要だ。チキンの丸焼きだとか大型の調理をしないなら、オートキャンプでも低火力で高温を確保できるこちらの方が使いやすいかも。もちろん家庭のレンジでも小型のオーブンとして使用可能ですぞ。
P>この記事は、2006年9月 永遠の散財日記+αに掲載したものを加筆訂正したものです。